りんご酢ダイエットは痩せる?5日間の体験談で効果を検証!
今回チャレンジしたのはリンゴ酢ダイエットです!
お酢を飲むのは美容にいいというのはよく聞きます。さらにダイエットもできるなら、これは嬉しいです。
- 本当に痩せるのか?
- 痩せる理由は何なのか?
- お酢のパワーとは?
実際に5日間チャレンジした結果と合わせてご紹介します!
5日間リンゴ酢ダイエットをやった結果
体重、体脂肪ともにほとんど変化はありませんでした。いつも通り、私の普段の平均的な数値です。
お酢を毎日飲み続けると内臓脂肪が減少するという結果は報告されているようですが、それは2週間飲み続けた場合だそうです。
やはり短期間では結果は出にくいんですね。長く継続していくことが大切になってきそうです。
体調はかなり良くなった体感があったので、体重が変わらなかったのは意外。あれ!?あんなに調子よかったのに変わってない!?という感想です。
体調の変化
飲んだ翌日から、お通じが朝イチでスッキリ出るようになりました。もともと朝は出るのですが、普段よりも30分くらい早い時間にトイレに行くようになりました。
しかもふんわりと、力まなくても気持ちよく出てくれるのが嬉しかったです!お酢には食物繊維がなさそうなので、この効果はちょっとびっくりでした。
そしてむくみが取れました!
顔回りだけでなく、足のむくみもかなり軽くなり、全体的にシルエットがスッキリしました。
ジーパンの締め付けがふわっとしたので、「あ、足が細くなった」というのは結構すぐ感じました。
お肌はいまいちよくわかりませんでした。悪くもなかったですが、改善された!よくなった!という体感は特になしです。
リンゴ酢ダイエットのやり方
リンゴ酢ダイエットは、一日に15ml程度のお酢を飲むだけという簡単ダイエット法です。
15mlという量はとても少ないです。ですがストレートでは飲めません。1回5ml程度を3回に分けて飲む人が多いようです。
ダイエットのためには、食前には飲まないほうがいいとされています。
理由は主に二つ。
①食欲増進効果があり、ご飯を食べすぎてしまう
②胃が空っぽだと、お酢の酸の刺激が強すぎてしまう場合がある
ということです。
特に②ですが、実際に飲んでみるとすぐわかります。
リンゴ酢を食前に飲むと、喉がツーンとしてちょっとむせそうになります。ですがご飯を食べた直後に飲むと、すっと喉を通っていってくれます。
食事をすることで、喉の奥に唾液が行ったり、食道になにかバリアみたいなものができるのかな?と感じました。
空腹時に飲んでいたら胸やけがしてしまったという口コミも多いです。いつ飲んでもいいなら、なるべく体に負担の少ない食後がよさそうですね。
リンゴ酢の飲み方
リンゴ酢に限りませんが、お酢はそのままは飲めません。酸が強すぎるので、必ず5倍以上に薄めて飲むように書いてあります。
というわけで、とりあえず10倍程度に薄めて飲んでみました。
15mlを10倍というと、150ml。
コップに合わせて適当に薄めてみたのですが、もっと薄くなったかも?という量です。
そして実際に飲んでみると…濃すぎました。
一口目で思いっきりむせるほどの酸味です。喉が痛くてしばらくむせていました…。
どうやら最低でも5倍ということで、ストレスなく飲めるようにするには30倍以上に薄めるのがよさそうです。
約30倍の計算で、15mlのお酢を500mlになるまで割ってみました。
これでギリギリなんとか糖分無しで飲める刺激。まだ喉にビリッっとくるので、正直もうちょっと薄めたいです。
プラス100mlくらいで、レモン水くらいの濃度になりました。爽やかで飲みやすいので、これなら夏に常備しておいてもいいかな~と思います。
一日の食事例
では、実際にリンゴ酢ダイエットをしていた間の食事例を紹介します。
朝
- チーズトースト(小)2枚
- ハム
- 水菜とねぎのおかかサラダ
- 牛乳
昼
- ベーコンとトマトのスパゲッティ
- ホットコーヒー
夜
- ご飯
- 大根と油揚げの味噌汁
- 餃子
- もやしと小松菜の炒め物
この週は友人とお茶をしたりと、ちょっと間食が多い週でした。チョコレートやクッキーも多めに食べていたと思います。
ご飯もがっつり食べることが多かったので、そう考えると体重が増えてなかったからリンゴ酢の効果があったのかな?と思いました。
これに加えて1日15ml、食後と寝る前を中心にリンゴ酢を飲んでいました!
ダイエット効果のある成分は?
お酢には多くの有機酸が含まれており、ダイエットではよく耳にするアミノ酸やクエン酸もこの仲間です。
特にアミノ酸には脂肪燃焼効果があり、運動と合わせることでさらに効果がアップすることが知られています。
そしてリンゴ酢ダイエットのポイントが、お酢に含まれる酢酸です。
酢酸には内臓脂肪を減少させる機能があります。
脂肪を分解したり、燃焼したりという効果はダイエットではよく聞きますが、内蔵脂肪が減るとわかっているのは嬉しいですね。
パッと見痩せて見える「隠れ肥満」を心配する人も、一度チャレンジしてみる価値がありそうです。
血液サラサラ、血糖値を抑える効果も
お酢の効果はとても多いです。
血液をサラサラにしてくれたり、血糖値の上昇を抑える効果があるので、高血圧の人の食事にも勧められるほど。
冷え性の人は、血行が悪くなっていることで代謝が下がっていることも多いです。
さらにクエン酸には疲労回復、代謝を上げる効果もあるといわれています。
運動をしていない人でも効果がありますし、運動するダイエットを取り入れている人は、さらに効果がアップしますね。
腸内環境改善!利尿効果でむくみも取れる
酢酸やクエン酸には、腸内環境を整えてくれる機能があります。
食物繊維があるわけでもないのにお通じの調子が良くなったので、私もびっくりしました。
腸活という言葉があるくらい、腸内環境は大切なもの。ただお通じが促進されるだけでなく、腸の中から調子が良くなるというのは嬉しいですね!
さらにお酢には利尿効果があるので、むくみがちな人にはぴったりです。お酢を飲んでむくみが取れた!という人はかなり多く、口コミも多く見られました。
リンゴ酢にしかない効果が!
リンゴ酢はリンゴから作られています。リンゴといえばダイエットですよね。
ほかのお酢には含まれていないリンゴ酢ならではの成分が、リンゴポリフェノールです。
抗酸化作用が高く、美肌効果や脂肪燃焼の効果があります。
主にリンゴの皮に含まれていますが、リンゴ酢なら簡単に摂ることができます。
お口の美容、健康にも嬉しい効果が
ダイエットには関係ないのですが、お酢の健康効果に「唾液の分泌を促進させる」というものがあります。
唾液が減ると、口の中で細菌が繁殖します。結果口の中が粘ついたり、口臭の原因になってしまうのです。
唾液には酸を中和する働きもあるため、すっぱいものを口に入れると唾液の分泌が盛んになります。細菌の繁殖を抑えて、虫歯などの予防にも役立ってくれるそうです。
リンゴ酢のアレンジ方法
リンゴ酢は他のお酢に比べてフルーティーな風味なのが特徴です。
いきなりリンゴ酢を飲むと「フルーティ?」と思うかもしれませんが、普段使いのお酢と比べると飲みやすさがわかります。
飲みやすさがリンゴ酢ダイエットの人気の秘密ですが、それでもお酢はお酢。工夫しないと刺激が強くて飲みにくいです。ぜひ好みのアレンジを見つけてみてください。
甘味が無いとツライという人は、ハチミツがおすすめ。砂糖より甘味が強いため、少量で甘味をつけることができます。
炭酸水で割る
すっきり飲みたい人におすすめのアレンジです。
お酢は薄めれば薄めるほど飲みやすくなります。炭酸水はカロリーが無いので、ダイエットにはピッタリ。
少しは甘くないと飲めない、という人はハチミツなどを入れてもいいですが、入れすぎには注意です。特に冷たいと甘味を感じにくくなってしまいます。
牛乳・ホットミルクで割る
私が飲んでいた基本のアレンジです。
牛乳と混ぜるとたんぱく質が酸の力で固まるので、少し分離したようになります。ですが、入れる量が少ないので飲めないほどの分離ではありません。
風味は飲むヨーグルト!牛乳の甘味がほんのりあるので、糖分を加えなくても飲みやすいのがポイントです。
私は寝る前に飲む分は、ホットミルクにしてゆっくり飲んでいました。少しでもカロリーをおさえたかったので、低脂肪乳です。
100ml程度なので、1杯37kcal。葉酸や鉄分、カルシウムも摂れるタイプで嬉しいです。
温めることで酸味の角が取れるのか、とても飲みやすかったです!たまにツルッとヨーグルトみたいな塊が口に入りますが、なめらかなので気になりませんでした。
ヨーグルトと混ぜる
飲むのはどうしても苦手という人におすすめなのが、ヨーグルトアレンジです。
朝食のデザートに、ヨーグルトにティースプーン1杯程度のリンゴ酢を混ぜます。お好みでハチミツやナッツ、フルーツを乗せてもOK!
もともとヨーグルトには酸味があるので、抵抗なく食べることができます。
私は面倒なので、前もってヨーグルトにリンゴ酢を混ぜておきました。朝食と一緒にデザートとして出しておけば、摂り忘れも防げてイイ感じです!
ちなみにヨーグルト単体でのダイエット方法もあるみたいですよ。
料理に使ってももちろんOK
無理に飲まなくても、料理で摂取するという方法もあります。ただ、酸味が食欲を増進させるので、食べすぎてしまわないように注意は必要。
お酢でお肉を煮ると柔らかくなったり、さっぱりと食べられたりします。ただし「毎日15ml飲む」というような方法にはあまり向かないので、日頃から少しでもお酢の効果を取り入れたい!という人向けです。
ちなみに酢酸の沸騰温度が118℃なので、炒め物には向かないようです。たれやドレッシングなどそのまま使うか、煮物で使うようにしましょう。
飲むお酢の選び方
今はダイエットにお酢を利用する人も多いです。特にフルーティーなリンゴ酢は、飲む前提で商品化されているものも多くあります。
基本的には、飲みやすいものほど糖分が高く、値段も高くなってきます。ジュースに近くなってしまうので、そこにお金をかけるならもっと他のダイエット方法でいいかなと思います。
いくつかリンゴ酢の種類を紹介しますが、コストが低く、手軽に入手できるものがおすすめです。
普通のリンゴ酢を利用する
今回私が使用したリンゴ酢はミツカンのリンゴ酢です。どこでも売っていて、値段も300円程度。500mlなので、1日15mlとして一ヶ月以上は持ちます。
コストにすると1日10円以下。めちゃくちゃ安いですね。
ミツカン以外にもリンゴ酢を出しているメーカは多く、タマノイのリンゴ酢は比較的安価なのでおすすめです。
1.8Lなど大容量タイプもありますが、一日に飲む量が少ないので、よっぽど気に入って続けたいと思わない限りは少なめのものがいいと思います。
料理にも簡単に使えるのも嬉しいポイントですね。
飲む用のリンゴ酢
希釈して飲む用にアレンジされたリンゴ酢もあります。
たいていリンゴ果汁やハチミツなど糖分が添加されていて、ジュース感覚で飲めるようになっています。
他のお酢とブレンドして、風味を飲みやすくしているタイプも多いです。糖分が高いものが多いので、カロリー表や成分表はしっかりチェックしましょう。
ストレートで飲めるドリンクタイプ
割る手間の無いストレートタイプ。今回はこちらを試してみました。ミツカンのまろやかりんご酢、ストレートタイプです。
内臓脂肪に関する記述もあります。味はかなり甘酸っぱくて、ジュース!という感じ。とっても飲みやすくておいしいです。
カロリーも500mlでわずか30kcalと、かなり低め。とはいえ、糖分は多いので注意したいです。
果汁だけでなく、液糖類、甘味料も多く含まれています。
そして1本で350円前後。これで2日分と、コストはかかります。これなら自分で作って、ハチミツなどで味をつけた方が安上がりかなと思います。
伊藤園のりんご酢など、飲みきりのパックタイプで売っているものもあります。
リンゴ酢15ccが含まれていて100円弱です。ただ、カロリーは200mlで68kcalと高め。果汁10%となっているので、ほぼジュースですね。
飲むだけのダイエット方法であれば「ベルタ酵素」や「クレンジング酵素0」のような酵素ドリンクでのダイエットもいいかもしれません。
少しコストがかかってしまいますが、リンゴ酢よりは確実に効果が出るはずです。
りんご酢ダイエットのまとめ
リンゴ酢ダイエットのポイントは、お酢に含まれる有機酸の力でした。
痩せているようだけどお腹だけがぽっこり出てる、など、内臓脂肪が気になる人は試す価値がありそうです。
便秘の解消などすぐに実感できる効果もありますが、内臓脂肪の燃焼効果は継続していかないと期待できなさそう。
メリットはコストが低いこと。リンゴ酢自体はどこでも売っていますし、腐るものでもないので家に常備しておいてもいいかなという感じです。
1日15ml絶対に飲む!と決めると辛いこともあるので、日常生活に無理なく継続的に取り入れていくのが成功のポイントになりそうです。
夏は薄めてビネガーウォーター、冬は寝る前にホットミルクに混ぜてヨーグルトドリンク風と、さまざまなアレンジを知ることで取り入れやすくなります。
ミツカンの公式サイトには料理へのアレンジの工夫なども載っているので、これからはいろいろと調べて取り入れていきたいと思います!