フルーツダイエットで痩せた!失敗しない果物の量や痩身効果徹底分析
ビタミンCやカリウム、食物繊維が豊富でなんといっても甘~いフルーツ。
代謝に変わる栄養素も豊富でカロリーも低く、果糖はインシュリンを増やさないため、体脂肪が増えないのでダイエットにぴったりの食材です。
この記事ではフルーツのダイエット効果について解説していきます。
- フルーツダイエットを実践してみた体験談&成果公開
- フルーツの驚くべきダイエット効果と痩せる方法を解説
- フルーツダイエット経験者を対象にアンケート調査
糖分が気になる果物でほんとに痩せるの?を調査してまとめました!
まずは40代主婦ダイエッターのMさんにフルーツダイエットの体験レビューをいただきましたのでご紹介します。
フルーツダイエットで3日間で-1.4kg!
体が重いなあ~。痩せたいなあ・・と思うことが日常化しすぎて、もう慣れっこになってしまっている女子は意外と多いのではないでしょうか?
正直食べなければ体重は多少なりとも落ちます。でも、それは若いころだからできたこと。
年齢を重ねるごとに、食べないでも体重が減りにくく体脂肪は逆につきやすくなるので、痩せようと決意をしたときには、ダイエット方法の選び方は非常に重要になってきます。
そんな時に私が出会ったのが「フルーツダイエット」美味しく食べられて痩せられるなんて最高ですよね♪
しかも私の場合たった3日間で-1.4kgとびっくりのダイエット効果がありました。今回は果物で痩せた方法とコツをまるっとご紹介したいと思います!
ダイエッターの私の自己紹介
今回このフルーツダイエットに挑戦したのはアラフォー主婦の万年ダイエッターです。普段の運動量はほぼゼロで、数ヶ月に1度程度水泳をしに市民プールに行きますが、もはや運動量にはカウントされないレベルです。
好きな食べ物は、お肉、甘い物、あとお酒も大好きです。若い頃は絶食ダイエットも苦も無くがんばれた時期もありましたが、育児の忙しさのせいにして怠けた生活がボディにしっかり表れているのが悩みです。
フルーツダイエットは美味しくてストレス0!
今回私が体験したフルーツダイエットは、新鮮な果物を食事に取り入れるという方法です。
シンプルな方法のダイエットですし、運動する事が少ない私にとっては無理がない方法です。また、個人的に果物は大好きなので苦痛にならない方法であるとも思いました。
今回私は3日間、おやつと夕食の時間で果物を取り入れることにしてみました。
フルーツダイエットですぐ痩せた!
まずは、フルーツダイエットを行った効果はどうだったのかからお話します。
結果からいうと体重はすぐに落ちました!
果物ダイエットは痩せます。(←これ本当!)
これがダイエット開始前の体重です。53.6㎏です。ちなみに言いたくないけれど身長は156㎝程度です。いわゆるチョイポチャレベルだと思っています。
そしてこれが3日後の体重です。
-1.4㎏です。たった3日で落ちました!そして体の変化はこのような感じです。これがビフォーです。
とくにくびれのない、寸胴ボディです。前から見ても横から見てもとくにメリハリがないのが悩みです。そしてここから下が、ダイエット終了後の画像です。
若干ではありますが、体もほっそりしました。
またあばらの骨も多少なりとも確認できるようになりました。1.4㎏減っただけでこんなに違うものなのかなというくらい体も軽くなりました。
フルーツダイエットは多めに食べても大丈夫!
果物の量に特に制限はなく食べ過ぎないように注意すればカロリーも低いのである程度は量を食べることができます。
果物はバナナなどであればコンビ二でも売っていますし、スーパーのカットフルーツを利用するのも楽でおすすめです。
フルーツダイエットで私が注意していたこと
果物で置き換えダイエットをするにあたっての注意点は
- 皮ごと食べる
- 食後に食べない
ということでした。
皮も一緒に食べて満腹感演出!
果物のダイエットに有効な成分は皮に多くふくまれていることは知っていたのですが、そのほかにも私が皮ごと食べたほうが良いと思ったのは「予想以上にお腹いっぱいになる」ということ。
これで脳の満腹中枢を刺激して、次の食事までの時間稼ぎをすることができました。
食後に食べない
それはなぜかというと、食後に食べてしまっては、いつも通りに食事を食べて+してデザートで果物を食べるという食習慣は変化しません。
これでは「食事の後の~ 別腹!」
とフルーツがその場にない時に、ほかのものを食べようとしてしまします。自分の脳みそをダイエット脳に変えるためにも、フルーツは食前!を徹底させました。
私のフルーツダイエット3日間
まずはスーパーで果物を購入して下準備。旬のものを買えば結構安くで手に入りました。
いよいよフルーツダイエットのスタートです。今回私が実際に果物の置き換えダイエットに挑戦したときの様子はこんな感じでした。
フルーツダイエット1日目(初日)
果物ダイエット初日です。大好きな果物を食べることができるので心なしかワクワクしてしまいました。
初日の体重は寝起きで測定して、53.6㎏でした。う~ん。やっぱり重いなあ。生活はいつもの通りに過ごします。
でも少しだけ、水分摂取を多めに心がけました。
食事内容
朝食:ロールパン1個、ヨーグルト、コーヒー(無糖)
昼食:おにぎり1個、コンビ二サラダ、カップスープ
間食:プルーン2粒
夕食:フルーツ盛り合わせ、照り焼きチキン、ご飯少々、お味噌汁少々
体の様子(お腹のすき具合など)
今回のフルーツダイエットでは、ついつい一番量を食べてしまう夕食に果物を持ってくることで夕飯の量を減らします。
でも、食べないダイエットではないので特に空腹で辛いとは感じませんでした。
間食も、ダラダラもらったお菓子を理由をつけては食べてしまうのですが、そこはグッとこらえて、職場でも用意したプルーンを食べるという方法にしました。
甘いカフェオレ飲みたいな~という欲求も少し我慢して、無糖にしたりとほんの少しだけ我慢してみた感じです。
気づいたことなど
フルーツダイエットの効果だと思うのですが、夜の排尿回数がいつもより多かった気がします。
そのため、朝の寝起きの顔がいつもより若干スッキリしているような気がしました。
フルーツダイエット2日目
2日目は、休日で家族でお出かけしたので昼食は外食になりました。塩分の高いラーメンを食べたのですが、いつもは我慢できないラーメンのスープちゃんと残しました。
それくらいですかね。
体重が初日からいきなり落ちたことに驚きました。
食事内容
朝食:フルーツグラノーラのヨーグルトかけ
昼食:海老ラーメン、餃子1個
間食:なし
夕食:果物盛り合わせ、サバの味噌煮、ご飯少々、お茶
体の様子(お腹の空き具合)
昨日から体重が少し落ちたからなのか、やはり少し体が軽く感じました。お腹が空くようなことはなかったです。顔周りが少しスッキリしたような気がして嬉しいです。
浮腫が取れただけで人間はこんなにも軽快なのだなと実感しました。この日も水分補給は意識して多めに摂取しました。
フルーツダイエットなら毎日スッキリデトックス!
果物ダイエット中は排尿回数が増える気がします。私は夜がメインなのでそんなに困りませんでしたが、朝食などに行う場合はトイレにすぐにいける環境も大事になってきます。サービス業などすぐにトイレに行けない人は要注意かもしれません。
フルーツダイエット3日目
果物ダイエットの一応最終日です。毎日食事に果物がある生活って個人的に幸せを感じます。また朝起きて体重計にのってみました。特に変化はありませんでした。
果物ダイエットを3日間を終えて
今回は3日間果物ダイエットに挑戦しました。単品で偏ることなく、他の食事も取ることができるのでストレスも少ないですし、個人的には良いダイエット方法だと思います。
食事の一部を置き換えることで、カロリーダウンと塩分カットもできるし、そのうえ浮腫が解消もできたことが、今回の体重減少につながったのだと思います。
果物ダイエットをして体の様子は変わった?
果物ダイエットで私個人的な感想としては、結構変化が実感できました。浮腫が解消されることで、腰回りの太さも変化があったように感じました。いつも履いているジーンズにも余裕ができて嬉しいです。
ダイエット中の体調はどうだった?
体が軽くなったような気がして体調はとても良いです。
単品置き換えではないので空腹感に耐えるようなことも無く快適に過ごしました。また毎日排便もありました。
果物ダイエット総合評価
このダイエットは毎日の食生活に果物があるということだけでも心に余裕ができるダイエット方法な気がします。
果物もできるだけ可愛らしく盛り付けることでなんだかモチベーションも上がってくるのでおすすめです。
このダイエットはどんな人におすすめ?
果物が好きな人には嬉しいダイエット方法です。ダイエットというよりはご褒美のような気持ちで挑戦できました。
また、毎日朝食を抜いている人には朝果物を摂取することで今まで以上に健康的な食生活を送ることができるようになると思います。
このダイエットが向かない人はどんな人?
果物が嫌いな人や、アレルギーがある人は向かないです。また、排尿回数がとても多くなったのでなかなかトイレに行けない環境にいる人は食べる時間などで調整する必要があると思います。
果物の成分やカロリーは?
成分 | りんご1個 | キウイ1個 | バナナ1本 | プルーン1個 |
---|---|---|---|---|
GI値 | 36 | 35 | 55 | 34 |
エネルギー | 138kcal | 46kcal | 77kcal | 19kcal |
タンパク質 | 0.51g | 0.87g | 0.99g | 0.2g |
脂質 | 0.26g | 0.09g | 0.18g | 0.02g |
炭水化物 | 37.23g | 11.75g | 25.25g | 4.99g |
食物繊維 | 3.83g | 2.18g | 0.99g | 0.58g |
ナトリウム | - | 1.74mg | - | 0.08mg |
カリウム | 280.5mg | 252.3mg | 324mg | 38.4mg |
マグネシウム | 7.65mg | 11.31mg | 28.8mg | 3.2mg |
ビタミンB1 | 0.05mg | 0.01mg | 0.05mg | 0.01mg |
ビタミンB2 | 0.03mg | 0.02mg | 0.04mg | 0.01mg |
ビタミンB6 | 0.08mg | 0.1mg | 0.34mg | 0.03mg |
今回は私が食べた果物のデータで調べてみました。どの果物もカロリーが低く、またカリウムが多く含まれていて浮腫対策にはかなり効果があることがわかります。
また、気になるGI値もかなり低いのも特徴です。
食物繊維も多く腸内環境の改善にも役立つので果物ダイエットは非常に効果的なダイエット方法であることがわかります。
果物ダイエットは旬を楽しみながら行うのがおすすめ
果物は一年中スーパーやコンビ二などでも手に入れることができます。
また、季節ごとにイチゴやミカンなど美味しい果物がたくさん出回ります。楽しみながら新鮮な果物でダイエットに挑戦するのがおすすめです。
私も子供と一緒に次の日に食べる果物を選んだり、普段食べないようなフルーツを買ったりと結構楽しんでダイエットできたな~と思います。
果物の価格やコストパフォーマンス
果物は季節によって価格もかなり上下します。おすすめは旬のもので購入することで美味しい果物を適正価格で購入できます。
スーパーや楽天、アマゾンではいくら?
ミカンが安い時期などは通販で箱買いしてしまうことで値段を安く抑えることもできます。
楽天やアマゾンでは1箱2㎏入りで1,000円程度から購入出来ます。私のよく利用するスーパーでは以下のような価格で購入できました。
- リンゴ 1個97円
- バナナ 1房94円
- キウイ 1個97円
- オレンジ 1個97円
1食あたりにかかる値段は?
私が今回果物ダイエットで1食あたりに使用した果物は、リンゴ1/4個、バナナ1/2本、キウイ1/2個、オレンジ1/4個程度でした。
金額で合計しても1食あたり100円未満で実施することができました。
非常に安価に行うことができるダイエット方法です。無理に置き換えたりせずに楽しみながら健康的に行うことができたので、体の重さが気になるときには定期的に行うようにしていきたいとダイエット方法だと思います。
食事内容
朝食:納豆ご飯、青汁、ウインナー2本
昼食:明太子スパゲッティ、わかめスープ
間食:プルーン 2粒
夕食:リンゴ半分、バナナ、カレーうどん(半玉)
体の様子(お腹の空き具合)
相変わらず頑張らないでダイエットできているので、空腹感はありません。
でも口寂しい3時には熱い紅茶とともにプルーンを2粒食べる優雅な時間を楽しんでいます。そのおかげかお通じも良く、浮腫も気になりません。(昨日ラーメン食べたのに)
フルーツダイエットは食べるのが好き、甘いものが好きという方にオススメ
今回の果物ダイエット期間中は、おやつも多少気をつけるようにしています。かといって職場でリンゴを剥いたりするのも面倒ですし、ずぼらな性格なのでカットして持って行くのも面倒です。
私が重宝したのはプルーンです。お通じも良くなるし鉄分の補給にもいいのでバッグに携帯していました。
間食をする人にはおすすめです。
甘いものが好きな方や苦労することなく食べて痩せたいという方にはうってつけのダイエット方法だな~と思いました。
果物は太る?痩せる?フルーツダイエットのメリットデメリット
フルーツを食べて、美味しくダイエットをする方法、魅力的ですよね。
一方で、「フルーツの果糖は太りやすい」という意見もあります。フルーツの特性を理解し、効果的にダイエットに取り入れる方法についてまとめました。
フルーツがダイエットに向いている理由
- インシュリンを増やさない
- 低カロリー
- 代謝に関わる栄養素が豊富
インシュリンを増やさない
かつては、果糖=太るというイメージから、ダイエットにフルーツは向かないとされていました。しかし、果糖が太りやすいというのは誤解です。
ブドウ糖などの糖類は、小腸で吸収されてエネルギーに換えられる際、膵臓からインシュリンが分泌されます。
インシュリンには、余った糖を脂肪にして身体に溜め込むはたらきがあるため、糖の摂りすぎが肥満体質を作る原因となります。
果糖は、糖類の中で唯一、肝臓で直接代謝される性質を持っています。インシュリンが分泌されないため、体脂肪が増えることもありません。
また、糖類の中で最も甘味が強いのも果糖の特徴です。同じ糖分でも、果糖は砂糖の1.15~1.73倍強く甘味を感じると言われます。冷やすとさらに甘味が増し、美味しく食べることが出来ます。
低カロリー
果物の多くは、100gあたりのカロリーが多くても数10kcalと非常に低く、安心して食べることが出来るのも、フルーツがダイエットに向いている理由のひとつです。
代謝に関わる栄養素が豊富
フルーツには、代謝に関わる栄養素が豊富に含まれます。
食物繊維には、糖質や脂質の吸収を穏やかにし、血糖値の上昇を穏やかにする作用や、余分な糖質や有害物質を包み込んで排出を助ける作用があり、ダイエット時には特に積極的に摂った方がよいとされますが、フルーツには、この食物繊維を豊富に含むものが多数あります。
また、強い抗酸化作用があり、アンチエイジングに高い効果を発揮するビタミンCや、脂質や糖質の分解を促すビタミンB群も、ダイエット時にはおすすめの栄養素です。
野菜や果物に含まれるポリフェノールは、数千種類あると言われますが、身体の酸化を防いで新陳代謝を促進するはたらきをしてくれます。色の濃いフルーツには特に、ポリフェノールを含むものが多いです。
フルーツダイエットのデメリット
- 満腹感を得にくい
- 代謝が低下する
満腹感を得にくい
フルーツに含まれる果糖は、インシュリンの分泌がないため、血糖値が上昇しません。すると、満腹感を得られないというのがひとつのデメリットとして挙げられます。
また、肝臓で直接代謝するため、過剰摂取は中性脂肪を増やしやすいとする意見もあります。
ただ、果物として食べる分には、過剰摂取になるほどドカ食いするとは考えにくいので、あまり考慮に入れなくてもいいかもしれません。
代謝が低下する
フルーツは、効果的にダイエットに取り入れることによって、代謝を促進することが出来ますが、食事をフルーツに置き換えたり、フルーツのみを食べるようなダイエット法は、摂取カロリーが低すぎて、代謝の低下に繋がる恐れがあります。
脂肪の燃焼には、適度な炭水化物やたんぱく質・脂質といった栄養素も、燃料として必要なのです。
フルーツに含まれるビタミン群やポリフェノールは、補助的にはたらく栄養素なので、フルーツのみの摂取では、身体に溜まった脂肪を効率よく燃焼させることは出来ません。
あくまでも食事の一要素と捉え、他の食材も食べながら、フルーツのメリットを利用すると考えた方がいいようです。
フルーツダイエットで痩せる成分
果物ダイエットでダイエットに有効な成分はたくさんあります。果物には代謝をあげてくれる栄養素が非常に豊富に含まれています。
- 食物繊維
- カリウム
- ビタミンC
- ポリフェノール
食物繊維
果物は食物繊維が多く含まれているのでお通じ対策にも効果的です。
カリウム
バナナをはじめ、カリウムの多い果物は余分な水分を排出してくれるので浮腫対策にも効果がります。
ビタミンC
柑橘類に多く含まれるビタミンCは美肌効果もあり、綺麗に痩せたい女性には必須の栄養素です。
ポリフェノール
果物にはポリフェノールが含まれているものも多くあります。
そのため抗酸化作用もあり、アンチエイジングだけでなく、リンゴなどに含まれるポリフェノールには脂肪燃焼効果もあります。
これらを踏まえ、ダイエットに励む皆さんに特におすすめのフルーツをご紹介しましょう。
ダイエットにおすすめのフルーツ7選
- レモン
- グレープフルーツ
- みかん
- りんご
- バナナ
- いちご
- スイカ
レモン
レモンに含まれるクエン酸は、疲労回復効果が高いとして、夏に人気がありますよね。レモンは、このクエン酸の含有率がフルーツの中でトップクラスなのです。
クエン酸は、炭水化物と一緒に摂ると、血糖値の上昇を穏やかにし、脂肪の吸収を防いでくれる効果があります。
レモンの爽やかな香りは、「リモネン」という香り成分によるものです。リモネンには、頭をシャキッとさせ、気分を清々しくしてくれる効果があります。また、脂肪分解酵素であるリパーゼを活性化させ、痩せやすい体質を作るはたらきもあります。
レモンに含まれるビタミンCは、コラーゲンの分解と生成に深く関わる栄養素です。身体の中で代謝を助け、シミやくすみのない美肌の生成を促してくれます。
ビタミンCは、代謝によって排出され、体内にとどめておけないので、こまめに補給する必要があります。レモン水やサラダドレッシングなどに活用し、どんどん摂取しましょう。
グレープフルーツ
グレープフルーツは、香りを嗅ぐだけで脂肪燃焼効果がアップするという性質を持っています。グレープフルーツのアロマオイルを枕元に置いておき、朝目覚めと同時に香りを嗅ぐというダイエット法もあるほどです。
水分が豊富なグレープフルーツは、レモンと同じく、ビタミンCも多量に含んでいます。カリウムは、身体に溜め込んだ水分を排出するはたらきがあるミネラルです。むくみを解消し、身体をスッキリさせてくれます。
ビタミンCは、若返りのビタミンと呼ばれるビタミンEと相性がよく、一緒に摂ると抗酸化作用が高まるので、ビタミンEが豊富に含まれるアーモンドやピーナツなどのナッツ類、赤ピーマン、マヨネーズなどと併せて食べることをおすすめします。アスタキサンチンを含むサーモンとオリーブオイルで和え、サラダにして食べるのもいいですね。
みかん
上に挙げたレモン、グレープフルーツと並び、みかんもダイエットにおすすめのフルーツです。
柑橘類に含まれるペクチンやセルロースは、食物繊維の一種で、水溶性と不溶性があります。
水溶性は糖やコレステロールを吸着し、体内へ吸収される速度を遅くする他、余分なものの排出を促します。
不溶性は水を吸収し、腸の中で良質な便を作るのに役立ちます。
みかんには、水溶性と不溶性の食物繊維がバランスよく含まれています。
みかんの白いスジに含まれるビタミンP(ヘスペリジン)は、血管を強くして血流の改善を行うはたらきがあり、動脈硬化の予防に効果があるとされています。
みかんの黄色い色の素は、βクリプトキサンチンというカロテノイドの一種で、リコピンなどと同じ仲間です。抗酸化力に優れ、新陳代謝を促進してくれるだけでなく、がんの抑制効果もあるとして注目が集まっている栄養素でもあります。
ただし、食べ過ぎると「柑皮症」を起こすので、くれぐれも食べる量はほどほどに。
りんご
糖質制限をしている人の中には、糖質が含まれるとしてりんごを禁止にする意見もありますが、りんごのカロリーは1個約150kcalと非常に低く、食べた後血糖値が上昇することもありません。
りんごに含まれる程度の糖質はほぼ無視してもよいと言える量ですし、そもそも人間の代謝には、ある程度の糖質は必要です。
りんごもまた、優れたダイエット食材と言ってよいと思います。
りんごはペクチン・セルロースなどの食物繊維が豊富で、食べごたえもあるので、食べた後の満足感を得られるのも、ダイエットに適している点です。
また、りんごに含まれるりんごポリフェノールは、強い抗酸化作用があり、アンチエイジングに高い効果を発揮します。
利尿作用のあるカリウムと併せて、脂肪の燃焼しやすい、痩せやすい身体を作ってくれるフルーツと言えます。
バナナ
バナナも、糖質を気にして控える向きもありますが、「朝バナナダイエット」が一時流行ったように、ダイエット効果もあります。
バナナは、水溶性と不溶性の食物繊維がバランスよく含まれており、水分と共に摂取すると、便秘を改善し、代謝を促進する効果が得られます。
また、ねっとりと甘い果肉は食べごたえがあり、腹持ちが比較的よいこともメリットです。
食べ過ぎはもちろんNGですが、上手に取り入れることで、ダイエット効果を促進することは十分可能です。
いちご
苺の爽やかな酸味の正体もクエン酸です。ビタミンCが非常に多く、5~6粒で1日に必要なビタミンCの摂取量に達するほど豊富です。
アントシアニンというポリフェノールは、抗酸化作用があり、美肌・アンチエイジング効果が期待出来ます。貧血に効果のある葉酸や、食物繊維であるペクチンも豊富です。
最近のいちごは品種改良が進み、糖度が高いので、少量で十分満足出来る甘さを持っているのが特徴です。
ジャムやお菓子に使う場合は、一度冷凍すると、甘味が凝縮され、よりいっそう美味しくなりますよ。
スイカ
スイカは、水分が非常に多く、夏の水分補給としても有効な食べ物です。
スイカに含まれるシトルリンという成分には、利尿作用があるため、代謝を促進する効果もあります。また、糖質や脂質の吸収を防いだり、脂肪の分解を助ける成分も含まれます。
汗をかきやすい夏、水分補給の一環としてスイカを食べると、効率よくダイエットをすることが出来そうです。
フルーツダイエットの効果的なやり方
では、フルーツのメリットを最大限に生かし、デメリットを発生させないダイエットのやり方を3つご紹介しましょう。
①朝フルーツダイエット
②おやつをフルーツに置き換え
③夜フルーツダイエット
①朝フルーツダイエット
朝食にフルーツを取り入れるダイエット法です。朝は、夜のうちに汗で排出された水分が不足しており、しっかりと水分補給をする必要があります。栄養分の豊富なフルーツを摂ることで、ビタミンや食物繊維と同時に水分も摂取出来ます。
トーストなど、炭水化物を食べる場合は、最初にフルーツを食べておくと、フルーツの食物繊維によって、食後の血糖値の上昇を穏やかにすることが出来ます。フルーツを食べてから5~10分置いて朝食を取ると、満腹中枢が刺激されて、食べ過ぎを防ぐことが出来ます。
朝食を食べる習慣がない人は、朝少量のフルーツでもいいので、食べるようにしましょう。食事の回数を減らすと、代謝が下がり、体温を保てなくなります。痩せにくくなってしまいますので、出来れば何か食べることをおすすめします。
その場合、ヨーグルトを一緒に摂ると、一層効果的です。たんぱく質・脂質によって、ビタミン類の吸収が促進されますし、発酵食品は腸内環境を整え、脂肪の分解を助ける作用があります。
朝食をフルーツのみに置き換えるタイプのダイエットは、あまりおすすめのやり方とは言えません。主食とたんぱく質をしっかり摂ることは、脂肪の燃焼にも必要だからです。朝からハンバーガーを何個も食べるような朝食なら、カロリー過多なので、フルーツを取り入れる方法は有効ですが、フルーツには身体を冷やす作用もありますので、やはりフルーツのみはおすすめ出来ません。
②おやつをフルーツに置き換え
ケーキやドーナツなど、甘いものに目がない人が、ダイエットだからと言って完全に甘味断ちするのは辛いものですよね。
それらのカロリーや糖質・脂質が多いおやつの代わりに、フルーツを置き換えるやり方は、栄養バランスから言っても、カロリーカットの点から言っても、非常に有効です。
昼食後2~3時間経ってから、間食を挟むことは、血糖値を保って空腹のストレスを避ける意味でも、ダイエットに有効とされています。その時間は、糖質を脂肪に変えるBMAL1というたんぱく質の分泌が、1日のうちで最も少ない時間でもあります。いちごにコンデンスミルクをかけて食べるくらいなら、大丈夫そうですよ。
③夜フルーツダイエット
夕食前、フルーツを食べるというダイエット法です。フルーツを食べておくことで、食物繊維を取り入れ、血糖値の上昇を抑える効果と、水分の多いフルーツによって満腹感を得られ、食べ過ぎを防ぐ効果があります。
クエン酸は、炭水化物と一緒に摂取すると、脂肪燃焼効果を増してくれる作用もあります。
ただし、夜は内臓が休息に向かう時間帯でもあるので、食べ過ぎにはくれぐれも注意しましょう。
その他フルーツにまつわるダイエット法について
①フルーツジュース
②フルーツグラノーラ
③フルーツだけ
④フルーツ酢
⑤フルーツ缶詰
①フルーツジュース→△
朝食の一食をフルーツジュースに置き換えるダイエット法がありますが、バランスの偏りという点から、あまりおすすめは出来ません。
濃縮還元タイプのフルーツジュースは、製造の過程で糖分が追加されており、余計な糖分を摂ることになってしまいます。
生のフルーツを絞ったジュースの方が、市販のジュースよりはいいようですが、それならジュースにしないで果肉のまま食べた方が、ダイエットには効果が高いといえます。フルーツの有効成分は、皮の部分に含まれているものも多いからです。
短期間のプチ断食として利用する分にはOKですが、長期的な置き換えダイエットは代謝を下げますので、やらない方がよさそうです。
②フルーツグラノーラ→×
ダイエットに、グラノーラを取り入れる人もいますね。フルーツグラノーラのドライフルーツは、確かにフルーツのうまみと栄養が凝縮されていますが、問題はシリアルです。
シリアルに含まれるライ麦やオーツ麦は、ビタミンやミネラルなどが豊富で、食物繊維も含まれており、一見ダイエットによさそうですが、シロップで甘味をつけてあるので、糖質量もカロリーもそれほど低い食品ではありません。
朝食をフルーツグラノーラで済ませるよりは、おにぎりと味噌汁に焼き魚式の伝統的な和食の方が、代謝を上げて痩せやすい身体にしてくれます。
③フルーツだけ→△
既に触れましたが、フルーツは非常に栄養豊富な食べ物ですが、糖や脂肪の分解に欠かせないたんぱく質や脂質・糖質は、フルーツのみでは補えません。
ただし、身体のリセットのため、断食の一環としてフルーツ食を取り入れるなら、アリかもしれません。
④フルーツ酢→◎
「飲むお酢」として、フルーツから作られた酢が多数販売されていますが、クエン酸がダイエットに高い効果を発揮することは、既に何度か触れた通りです。
酢には強い抗酸化力があり、毎日の食卓に効果的に取り入れることによって、アンチエイジング効果も期待出来ます。
ただし、酢の摂り過ぎは、食道の粘膜に炎症を起こしたり、貧血の症状の原因となり場合がありますので、適量を守って飲みましょう。
⑤フルーツ缶詰→△
缶詰で保存しておけるフルーツ缶詰は、日持ちを気にせずに済むので、便利ですよね。ただ、やはりシロップ漬けですので、生のフルーツよりは糖分が多くなってしまうのは否めません。
缶詰は製造の工程で必ず加熱殺菌されていますので、フルーツの持つ酵素やビタミンCは減少しているのも難点です。
フルーツの有効成分は、皮に含まれているのも多いので、ダイエット効果はやはり生食に軍配が上がります。
フルーツの缶詰は、非常用のおやつとして楽しむのがいいようです。
住谷杏奈さん実践のフルーツダイエット法
(出典:住谷杏奈 LINEblog)
レイザーラモンHGの奥様でタレントの住谷杏奈さんもテレビで実行したフルーツダイエット。ウエスト-7cmで体重-3.6kg!お腹のくびれがしっかりと出て肌艶もよくなっていることがわかりますね!
住谷さんのフルーツダイエットは1週間フルーツだけを食べるというストイックなものでした。
食べた果物の量も1日目マスカット15粒 なし2玉 いちじく6個 など少し少ないかな・・と思う量ですのであくまで芸能活動の中のダイエット法だと思います。
住谷杏奈公式ブログでもある通り、やっぱり飽きはきてしまうので、いろいろなフルーツを用意するなどの工夫は必要のようですね。
テレビ番組ではなく、普段の生活では栄養の偏りがあるのでまねはしないほうがいいです。
お仕事をしていたり、家事や育児をしているとエネルギーも必要なので、炭水化物やたんぱく質も適度に摂りながら、旬のフルーツを食べてダイエットすることが望ましいといえます。
フルーツダイエットアンケート調査
果物でダイエットは体によさそうだけど糖分が気になるし、本当に痩せるのかな?と思いましたので20名を対象にインターネットでアンケートを実施してみました。
アンケート結果、なんと19名の方が痩せたと答えていました。
Q1. 果物ダイエットを実施していた期間について教えてください 。
Q2. あなたが行っていた果物ダイエットの具体的な方法を教えてください。
- りんごを食事の前に丸かじりをするダイエットです。りんごを食べることでお腹を満たし、ご飯を少なくしました。朝半分、小腹がすいたら残りを食べるという風に工夫しました。(52㎏→50㎏女性)
- 朝ごはんをりんごやバナナのスムージーにして、後は普段通り。どうしても間食したくなったら、りんごをかじってました。(53.9kg→52.5kg女性)
- リンゴだけしか食べないダイエット。朝、昼、夕好きなだけリンゴだけ食べるというもの。リンゴだけならいくら食べても構いません。(60kg→59kg女性)
- ヨーグルトと一緒に食べていました。朝食プラスヨーグルトとバナナの組み合わせです。パン食だけではお腹を満たせないのでこの組み合わせが鉄板でした。(49㎏→44.5㎏女性)
- バナナ2本を毎日夕食前に食べるだけのダイエットです。その際に水をコップ一杯飲むとさらに効果がありました。(59kg→56.2kg女性)
+その他の回答
Q3. 果物ダイエットをする際に気を付けていたことは?
- 満腹中枢を刺激するように、りんごをしっかりかんでいました。また皮をむかずに食べることで、栄養も取れていたと思います。(52㎏→50㎏女性)
- 長期間しないこと。栄養が偏るので期間を決めて止めること。無理はしないこと。気持ち悪くなったら止めることなど。(60kg→59kg女性)
- 水分をこまめにとること。トイレに行く度に水分補給していました。また朝起きた後と夜寝る前に御白湯を飲んでいました。(49㎏→44.5㎏女性)
- バナナは糖分なので、おやつなどはなるべく甘いものを食べないようにしていました。また三食とも、腹八分目でやめるようにしました。(59kg→56.2kg女性)
- 食後に食べたりはしないと決めていました。糖が多いと聞いたので。基本的に腹八分目をどの時間帯の食事でも気をつけていました。(55.0kg→54.2kg女性)
+その他の回答
Q4. 果物ダイエットで飽きない工夫など自分なりのアレンジを教えてください。
- りんごだけでは飽きると思うので、ジュースにしたり、すりおろしりんごにもしていました。かむほうが満腹になっていたけれど、飽きないように工夫していました。(52㎏→50㎏女性)
- 皮ごと小分けに切ったりんごと無糖ヨーグルトを合わせて食べるとより満足感がありました。あとは、シナモンパウダーで香り付けもおすすめです。(54.6kg→53.2kg女性)
- 一度、リンゴをトースターで焼いてシナモンをかけてみました。熱々のリンゴパイみたいになって美味しかったです。(53.9kg→52.5kg女性)
- 飽きないように、食感があるものを加えたり等しました。あとは基本的に毎日同じ果物は食べないのがあきないポイントでした。(55.0kg→54.2kg女性)
- リンゴのすりおろしを2つ分、食べますが、時間がかかるように小さめのスプーンですくいながらゆっくりと食べるようにしていました。(58kg→58kg女性)
+その他の回答
Q6. 果物ダイエットは他の人にもお勧めできるダイエットだった?それはなぜ?
- 特に女性におすすめです。便秘や肌荒れにも効果があるのでスッキリします。おいしくりんごを食べるだけなので続けやすいです。(54.6kg→53.2kg女性)
- 美味しいし、果物が嫌いな人はいないのでお勧め出来そうです。スムージーで飲める手軽さもあり、すぐに取り入れてもらえそう。(53.9kg→52.5kg女性)
- 期間限定でするならおすすめです。プチ断食という方法もあり、こちらは全く食べないのですが、感覚的にはにたようなものです。 短期間で結果を出せるかと思います。(60kg→59kg女性)
- 食事を制限して、一品しか食べないダイエットよりよっぽどバランスのよい食事ができるし、食事制限よりストレスフリーなところ(49㎏→44.5㎏女性)
- 私の方法はお勧めできません。効果があまり感じられなかったし、体調がよくなくなったからです。同じものばかり食べていると、体がなんらかの不調を訴えてくるのだと感じました。(54.0kg→53.5kg女性)
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Q7. 果物ダイエットをする際のデメリットは?
- りんごも毎日3個食べると、コストもかかってきます。りんごの時期ではないときにするのはお勧めしません。(52㎏→50㎏女性)
- 途中で味に飽きてしまうので飽きないように工夫する事が必要です。また、忘れないようにコツコツ続けることも大切です。(54.6kg→53.2kg女性)
- 果物を毎日、摂取するとなるとコスト面で負担があります。冷凍の物でもやはり値段が高くなってしまいます。果物は一年中ありますが、継続していくのが大変です。(53.9kg→52.5kg女性)
- 胃があれたり、飽きてきます。ちょっとうんざりもしてやる気がなくなったりもします。ストレスを感じます。(60kg→59kg女性)
- バナナは一束200円くらいで買えるので割りとリーズナブルです。しかし、果物によっては高価で定期的に購入するには勇気とある程度費用が必要なところです。(49㎏→44.5㎏女性)
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Q8. 果物ダイエットにかけたお金はどれくらいですか?

まとめ:フルーツのメリットを最大限生かしてダイエットを!

いかがでしたでしょうか?
フルーツを用いたダイエットのメリットは
- おいしいので苦しくなく、リバウンドにもなりにくい
- お通じがよくなり肌もきれいになる
- 血糖値が上がりにくく、食物繊維もとれるので健康的
- スーパーに売っているので気軽に始められ、継続しやすい
- 多めに食べても普段の間食よりはカロリーが少ない
逆にデメリットは
- 果物の価格が高騰するときがある
- 切ったり皮をむいたりする果物は手間がかかる
- 飽きやすい
- 果物だけでは足りない栄養素がある
- アレルギーなどの心配がある
ということでした。
実際にフルーツダイエットをしてみると、意外に果物はおなかがいっぱいになると感じました。
ビタミンなどの栄養も摂れ、おいしく痩せられるので今後も続けていきたいと思います。
果物の特性をよく理解し、何より自分の体質に合っているかどうかも併せてチェックした上で、無理のないフルーツダイエットを行ってください。