【超簡単】小豆水ダイエット5日間チャレンジ!むくみ&便秘解消デトックス効果は?

今回チャレンジしたのは小豆ダイエット!
小豆を白米の代わりに食べるのかと思ったら、煮汁を飲むだけとか。しかも食事は普通に食べていい!これはすごい!
小豆ダイエットのやり方とは?
はたして効果はあるのか?
痩せる理由は何なのか?
作り方や口コミをチェックしながら、実際に5日間チャレンジした結果と合わせてご紹介します!
小豆ダイエットの口コミ

小豆を利用したダイエットはテレビでも取り上げられ、かなり話題になりました。
その効果は、AKB48の島田晴香さんが2週間で-3kg、北陽の伊藤さんは1週間で-3.6kg!これはすごいですね!
水筒に入れて一晩おくだけという簡単さも人気の理由のようです。
また、自然食を利用したダイエットがメジャーな韓国でも小豆水ダイエットは有名だとか。アイドルグループBIGBANGのT.O.Pさんは、40日間で20kg近く落としたそうです。
ですが一般の口コミはあまり「痩せた!」という内容は探せませんでした。
多かったのが「むくみがとれた」「便秘が改善された」という口コミです。デトックス効果でボディラインがすっきりしたものの、体重までは減らないという人が多いようです。
結果が出る前に断念した人も多く、理由としては主に3つ。
- 小豆水がおいしくない
- 小豆の残りかすの処分に困ってやめた
- めんどう
とくに「おいしくない」という口コミは多かったですね。おいしくないと続けられないので、ここは気になります。
めんどう、手間という意見もありました。テレビの情報では「水筒で簡単」みたいな印象だったんですが、実際にやってみると面倒なのかな?と気になりました。
5日間小豆ダイエットをやった結果

5日間小豆水ダイエットを続けましたが、体重・体脂肪どちらも変わりませんでした。
スッキリしたような感覚はあったのですが、痩せてはいなかったようです。運動もせず、食事制限もせず、間食もたまにしていたので、変わらないのは当然かな…という結果でした。
口コミで痩せたという人は1か月以上の長期ダイエットの人がほとんどだったので、5日では結果が出ないのかもしれません。
テレビでは短期でも結果が出ていたようですが、芸能人の方は「動かない」ということはないと思うので、もしかしたら運動と合わせれば効果的なダイエット方法なのかもしれないですね。
体調の変化

お通じがものすごく良くなりました!
前日まで3日ほど便秘気味だったのですが、飲み始めた翌日には久しぶりの便通が!さらにその翌日には、宿便なのか止まっていた分なのか、どさっと出てくれました!
痛かったり下したわけではなく、ただ一日中お腹がきゅるきゅる鳴ってるな~とは思っていましたが、こんなにスッキリ出るとは思いませんでした。
たしかに普段より水分は多く摂ったことになりますが、それを引いてもよく出たので、やはり小豆水の効果だと思います。
利尿効果もかなり感じました。飲んでいる間はかなり頻繁におトイレに行きたくなります。なかなかトイレに行きにくい仕事の人は、ちょっと大変かもしれません。
お肌の調子もいいような気がします。最初はあまり実感がなかったのですが、5日目には指先の手荒れがかなり改善!

この週は風が強い日が続いていて乾燥しがちだったはずなんですが、普段みたいにガサガサすることも少なかったように感じました。
小豆ダイエットのやり方

小豆ダイエットは、小豆水ダイエットとも呼ばれます。小豆を煮た最初の煮汁を、毎食前30分以内に飲みます。食後ではダメだそうです。
1日分は約500ml。50gの小豆を600mlのお湯で30分ほど煮出します。


小豆が水分を吸うので、だいたい500mlほどの小豆水ができあがります。
3回に分けて食事前に飲むほか、お腹が空いたときも小豆水を飲むといいそうです。飲み過ぎはお腹が緩くなるそうなので注意。
とくに食事制限や運動は必要ありませんが、組み合わせれば相乗効果が期待できると思います。今回はどちらも気にしませんでした!
一日の食事例

では、実際に小豆水でダイエットをしていた間の食事例をご紹介します。
朝

- レーズン食パン(バター・マーマレード)
- ハムエッグ
- かぼちゃと小豆の煮物
- キャベツのゆかり和え
- コーヒー
昼

- ベーコンとほうれん草のクリームスパゲッティ
- アイスコーヒー
夜

- ご飯
- ほうれん草の味噌汁
- 鳥ハムのオーロラソース
- 麻婆大根
- 玉ねぎのナムル
- カニカマともやしのナムル
- うずらのゆで卵
- かぼちゃと小豆の煮物
- 小豆のサラダ
カロリーは気にせず作りましたが、大量のゆで小豆消費のため、自然とカロリーを抑えた食事になっていたように思います。
小豆のおかずを食べると自体がすぐお腹にたまるので、お肉や脂っこいものを食べようという気にはなりませんでした。
小腹が空いたときにも小豆水を飲んでみたのですが、こちらはすぐお腹にたまるわけではないので空腹感は解消されません。

結局おせんべいを食べてしまいましたが、一応その前にも小豆水を飲みました。
500mlのペットボトルに入れておいて、何か食べる前には必ず飲むという感じすね。
ダイエット効果のある成分は?

小豆=あんこ=砂糖と炭水化物の塊、というイメージ。実際の栄養表示もかなり炭水化物が多いです。

ですが、それだけではありません!小豆にはダイエット向きの栄養が多く含まれています。
サポニン
小豆に含まれているサポニンには、中性脂肪やコレステロールを低下させる働きがあります。さらに血液をサラサラにする作用もあるそうです。
サポニンは苦みがあり、小豆水が苦い、渋いと感じるのはこれが原因のようですね。ダイエットに効果があるからだと思うと、渋みも我慢できそうです。
利尿効果もあるので、むくみがとれてスッキリする効果も!
ただ、サポニンにはいくつも種類があります。サポニンが含まれるからといって、すべてがこの効果があるということでもないようです。小豆であることが大切なんですね。
ポリフェノール
小豆はポリフェノールが豊富で、その量は赤ワインに匹敵するほどだそうです。強い抗酸化作用を持ち、アンチエイジング効果があることでも有名ですよね。
抗酸化力は豆の品種や産地によっても異なり、中国産のものよりも北海道産の小豆の方が効果が高いという研究データもあるようです。
小豆は北海道産のものが安く出回っているので、これは嬉しいデータですね。
カリウムや食物繊維、ビタミンBも豊富
小豆には多くのカリウムが含まれています。こちらも利尿効果が高く、むくみ防止に最適。
糖質や脂質をエネルギーに変換してくれるビタミンB1、B2、血糖値の上昇を緩やかにしてくれる食物繊維も豊富。
さらに不足しがちな鉄分やリン、マグネシウムといったミネラル類も含まれています。
エキスを取った後の小豆もダイエットに有効

小豆に含まれるでんぷん質はレジスタントスターチという、消化されにくい性質をもつそうです。
エネルギーになりにくい=血糖値の上昇も穏やかになり、大腸まで届くので整腸作用もあるとか。
さらに大腸で発酵したレジスタントスターチは有機酸になり、腸内細菌にもいい影響を与えます。
善玉菌が増えると中性脂肪やコレステロールの上昇を抑制したりといいことづくめ!健康習慣病の予防にもいいと考えられています。
レジスタントスターチは食物繊維の一種なので、腹持ちが良くなる効果も。世界一受けたい授業でも取り上げられたそうで、注目です!
エキスを取ったからと捨てるなんてもったいない!ゆで小豆もダイエットに利用していきたいですね。
小豆水の作り方

小豆水の作り方ですが、エキスが出ればOKなのでとても簡単。煮出す方法と、熱湯に浸けて保温しておく方法があります。
作ってみた感想として、浸け置きは豆の青臭さを感じやすいかなと思います。煮出すとエキスはしっかり出ますが、その分えぐみも強いです。
飲みやすさや手間を考えて、自分に合った作り方を選ぶのがいいでしょう。
鍋で作る
- メリット:小豆水がすぐできる、煮沸するので衛生面から安心できる
- デメリット:火がついている間は見ていないといけない
なんといっても早いのがメリット。朝起きたら火にかけて、沸騰したらそのまま30分くらいで完成です。時間は目安で、小豆水の色を見て判断します。

エキスが出ればいいので、前の日から水に漬けたり、小豆が柔らかくなるまで煮る必要はありません。いろいろ試しましたが、結局楽なのでこの方法に落ち着きました。

しっかり煮沸しているので、保温に比べて青臭さがないような気がします。このままウォーターサーバーに入れて冷蔵庫で保存すればOK。
ちなみに私は毎回50gを量るのが面倒なので、こんな感じで1日分を詰んでおきました。

毎朝1皿を鍋に入れるだけなので楽ちんです。乾物のままなので潰れませんし、すぐに腐ったりもしません。
水筒で作る

- メリット:ほっとける、持ち歩ける
- デメリット:1日分作るなら大きい水筒が必要。
ブログやSNSで紹介されていることも多い方法です。魔法瓶タイプの水筒に豆と熱湯を入れて一晩
おけば完成。
我が家には大きい水筒が無いので、スープジャーで作ってみました。

1回分なので、1/3程度を入れます。

200mlの熱湯を入れるとこれくらい。1日分だとかなり大きい水筒が必要ですね。
一晩おいて完成。しっかりとエキスも出ています!

味は若干豆の青さを感じますが、飲めないほどではありません。

水筒なので持ち運びに便利!ということですが、容量が小さいと毎食作らなくてはいけないのでかなり面倒。
それなら鍋でまとめて作って、1杯分だけ水筒に入れて持って行った方が楽かなと思いました。
昼食の前だけ、飲み会の前に、といった1回分の飲みきりならいいかもしれませんね。
炊飯器で作る
- メリット:ほっとける、数日分まとめて作れる
- デメリット:ご飯が炊けない
炊飯器でも小豆水を作ってみました。

小豆と水を一度鍋に入れ、沸騰したら炊飯器に移し、保温で3時間待ちました。

電気代節約のため一度沸かしましたが、最初から保温でも大丈夫です。炊飯器によって温度も変わるので、時間は様子を見つつがいいでしょう。
炊いてしまうと水がなくなってしまったり、蒸気口が小豆の皮で詰まったりすることがあります。小豆水を作る場合は保温を使いましょう。

3時間保温すると、小豆の色もしっかり出ているように思います。残った小豆はやや硬め。ほんの少しだけ青っぽい味がします。
小豆水の味は濃いめで、えぐみも感じます。飲みにくいと感じる人も多そうです。
メリットはスイッチを入れたらほっとけること。外出中、寝ている間などに翌日分を作っておけます。
デメリットはその間ご飯が炊けないこと。保温の電気代が気になる人もいるかもしれませんね。
圧力鍋で作る

- メリット:いっぺんに作れる、小豆が早く柔らかくなる
- デメリット:手間がかかる
豆を一気に柔らかくしたいなら圧力鍋もアリ。できあがりも早いですが、圧力鍋を使うのがそもそも面倒という人も多いと思います。
小豆水を作るだけなら、普通の鍋でも十分かなと思いますね。
小豆水のアレンジ
もともと小豆をゆでるときは、一番最初の煮汁を「渋切り」といって捨てます。味が悪くなるからです。その煮汁を飲もうというのですから、おいしいわけがありません。
長く続けるには味は重要。小豆水を飲みやすくするコツやアレンジ方法を試したので紹介します!
麦茶やウーロン茶と混ぜる

小豆水を麦茶やウーロン茶で割ると、とても飲みやすくなります。割合はお好みですが、私は少し麦茶を入れるだけで気にならなくなりました。
暑い日が続いていたので、私はほとんどこの方法で飲みました。どうしても苦手という人は一度お試しください!
小豆スープ

コンソメを入れて味をつけた小豆水です。小豆水は飲みにくいけれど、小豆スープはおいしい!という口コミも多いですね。
実際にやってみましたが、本当においしい!言われなければ、小豆の煮汁だとはわからないかもしれませんね。
小豆のゆで汁に少しコンソメを溶かすだけなのでとても簡単。私は塩を入れなくてもじゅうぶんおいしかったです。
牛乳はいまいち。豆乳はアリ

牛乳は飲みやすくなるかな?と思ったのですが、えぐみが消えずにいまいちでした。同じ豆の仲間なので、豆乳で割るのはアリ。
あずきバーやミルク金時みたいな味にならないかな?と思ったんですが、どちらも思ったよりおいしくはありませんでした。残念。
残った小豆でダイエットレシピ
小豆水ダイエットで悩みがちなのが、大量のゆで小豆。
毎日50gの小豆を使っていると、1か月で約1.5キロも消費する計算に!これは乾物計算なので、ゆでて水を含むと当然増えます。
小豆水ダイエットをやっている人の中には、消費が追い付かず捨ててしまうという人も。それも納得できるほどの量でした。
エキスは出ていますが、ゆで小豆も上手に取り入れることでダイエット効果が得られます。
そこで、私が実際に取り入れたゆで小豆消費レシピを紹介します!
小豆サラダ

コンソメ風味が合うなら、洋食アレンジもOKでは?と作ってみました。予想通り、アリな味です!
- たまねぎ
- ゆで小豆
- コンソメ
- 塩・コショウ
- マヨネーズ
- 牛乳
どれもお好みで。玉ねぎはスライスにして、15分ほど空気にさらします。辛みが苦手なら、みじん切りにして塩もみし、水気を絞ってもOK。
あとはポテトサラダの要領で混ぜるだけ!マヨネーズは少量にして、牛乳でなめらかにするとカロリーオフになります。きゅうりのスライスなどを入れてもいいですね。
玉ねぎスライスはダイエットにも使われることが多いですよね。相乗効果で脂肪燃焼を目指せちゃいます!
かぼちゃと小豆の煮物

「いとこ煮」という郷土料理の一種。カボチャを煮たら、小豆を入れて柔らかくなれば完成。物足りなければしょうゆをひとたらし。カボチャの甘味があるので、砂糖は入れません。

シンプルで簡単、お弁当や常備菜にもピッタリ!
他にもさつまいも、りんごも相性がいいです。
お赤飯風にして食べる

赤飯に使うのはささげという煮崩れしにくい豆ですが、小豆でも作れます。ご飯よりカロリーが低く、栄養も豊富。白米をカットしてダイエット効果も狙えます。
硬めの小豆をそのまま入れて炊いてもOK。もち米じゃなくてもおいしいです!
マッシュポテト・ひき肉の代用としても使える
ブログなどで紹介している人も多いですが、餃子、ミートソース、ハンバーグなどにも活用できます。
参考になるのが、ひき肉、マッシュポテト、レンズ豆を使ったレシピ。小豆の味があまり好みでない人は、ひき肉レシピの一部置き換えがおすすめです。カロリーも抑えられていいですね。
もちろんあんこにもできる

小豆ですので、甘くすればあんこになります。砂糖ではなく低カロリーの甘味料を使ったり、甘味を感じやすいハチミツを利用すればヘルシーに。
売っているあんこより糖分をおさえたものが作れるので、ジャムの代わりやヘルシーおやつとしても活用できます。
私はハチミツを少し加えてほんのり甘く、ゆるいあんこに。これをコーンフレークやヨーグルトのトッピングに利用していました!
まとめ

小豆ダイエットのポイントは、サポニンやポリフェノール、食物繊維でした。
小豆=あんこのイメージで、なんとなく太りそうと思っていましたが、ダイエットにも美容にもいいんですね。意外にも低カロリーで驚きました。
メリットは、飲むだけなので手軽!さらに小豆は売っているもののほとんどが国産です。値段も安いので、オーガニック志向の人には取り入れやすいダイエット法かもしれません。
デメリットは、小豆水を毎回作るのが少し面倒。日持ちもしないし、おいしいものでもありません。
そしてゆで小豆が大量に出るので、消費が大変です。家族がいれば食事に取り入れられますが、一人暮らしだと食べきれず、捨てることにもなってしまいそうですね。
エキスを取った後の小豆にも、食物繊維などのダイエット効果は健在。毎日じゃなくても、おかずやご飯に小豆を取り入れていきたいです。
そして、その時出るゆで汁は捨てずに飲む、くらいが気軽に取り組みやすいかなと思います!